日本折紙協会について > 講師資格・級制度
折紙講師
● 「折紙講師」(資格認定制度)とは
日本折紙協会は、折り紙の普及活動のひとつとして資格認定制度を設け、折り紙の指導者となる「折紙講師」を育成しています。
● 折紙講師の申請資格と認定要件
◆ 申請資格は下記2つです(国籍不問)
1)日本折紙協会の会員であること
2)16歳以上であること
※ 満16歳以上の日本折紙協会の会員で、その実力が認められた方ならどなたでも取得することができます。
◆ 認定要件
伝承作品を中心に約100作品を収録した日本折紙協会発行書籍「おりがみ4か国語テキスト100」をマスターした方を、日本折紙協会が折紙講師として認定する制度です。
※旧テキスト「おりがみ4か国語テキスト」約60作品での講師申請は2016年9月末日に終了いたしました。
「おりがみ4か国語テキスト100」の基本的かつポピュラーな作品を折ることで、折り紙の基礎を固めることができ、また創作へのステップとなる折り紙の入門書です。
● 日本国内・海外で活躍する「折紙講師」
「折紙講師」は、日本折紙協会が公認する講師として 「折り紙教室」を開くことができ、全国各地の幼児教育・介護福祉施設・医療機関、児童館などで、資格を生かして活躍されています。また、日本国内だけではなく、海外でも折り紙の普及と指導に当たられています。
● 「折紙講師」の派遣・紹介
日本折紙協会では、全国で開催する 「世界のおりがみ展」で実施する「折り紙教室」の他、折り紙を取り入れたイベントやカルチャー教室などに経験豊富な講師を紹介しています。
● 上位資格への挑戦
「折紙講師」取得後、「折紙シンポジウム」や「講師勉強会」、「講師講習会」などで指導体験の積み重ねや専門知識の修得により、更に上位の「折紙師範」、「上級折紙師範」の資格も目指すこともできます。
折紙講師資格取得方法
■ 申請方法
● 申請方法
◆ 「おりがみ4か国語テキスト100」に掲載している全ての作品(約100点)を完成させて、テキスト巻末の「折紙講師認定申請書」(原本)を同封して、協会に送ります。
折った作品は箱のそのまま入れてください。小分けにしたり、作品名の名札を付ける必要はありません。完成させた全作品(1~100)には必ず番号をご記入ください。
◆ 作品送付後に講師申請料3,300円を月刊おりがみ添付の払込取扱票を使用して送金します。
入金内訳欄に「講師申請料」と記入してください。
● 作品送付についての注意
※ 提出作品は小さい箱に入れて、宅配便・郵便(定形外かゆうパック)でお送りください
※ 折れない作品は、周りの方に教えてもらうなどして、すべて完成させて送付してください
※ くす玉や鶴など立体作品は、きちんとふくらませてください。動物の顔もきちんと描きましょう
※ 折る紙の色や大きさの規定はありませんが、15cm角の紙の使用が大半です
※ 作品の提出期限はありません
※ 申請書右上に会員番号を必ずご記入ください
※ 箱には「折紙講師作品在中」と明記してください
※ 作品と一緒に現金(申請料など)を送らないでください
※作品に番号をお書きいただく際、作品に直接番号をお書きください
■ 作品送付後は・・・
● 申請料納付
申請料3,300円を月刊おりがみ添付の払込票でご送金ください。入金内訳欄に「申請料」と記入します。
● 審査結果通知
作品到着と申請料入金確認から約1か月前後で審査結果を郵送します。
作品がすべて折図通りにきちんと折れている方に講師認定通知書をお送りします。
提出作品に不合格がある場合は、その作品のみ返却しますので、折り直して再提出していただきます。なお、再提出時には申請料3,300円は必要ありません。
※ 不合格作品が著しく多いなど、作品のレベルが審査基準に満たない場合は全作品を返却させていただくことがあります。
● 資格の有効期限と更新
講師資格の有効期間は5年間です。講師認定書右上の認定期間終了前に、講師更新料2,200円を「月刊おりがみ」添付の払込取扱票でご送金ください。
※ 更新を忘れている方でも、折紙講師資格取得時から継続して会員になっている方は、更新料を納付していただければ更新できます。
※ 日本折紙協会の会員でなくなると折紙講師資格は失効しますので、ご注意ください
※ 折紙講師資格は「購読会員」のまま資格をお持ちいただけます。会員種別を「正会員」へ切り替える必要はございません
おりがみ級制度
● 受級資格
国内在住の日本折紙協会会員であること。(会員と同居する家族も級制度に参加できます。)
※ 折紙講師の資格を取得された方を除きます。
「おりがみ級制度」は講師資格年齢に達していない16歳未満の方のための制度です。
● 申請規定(おりがみ級の受け方)
「月刊おりがみ」掲載の作品のうち、毎号3作品を「おりがみ級申請作品」として指定しています。
申請作品はもくじページまたは作品ページの☆印がついている作品です。
この☆印の作品を9点折って、必要書類と一緒に日本折紙協会へお送りください。
バックナンバーの作品でもOKです。
※1つの号に申請作品は3作品掲載となっておりますので、単純計算として3か月分の雑誌にて1つのおりがみ級を申請可能となります。
※ 9点の作品には、受級申請書下の「☆★」をクリップではさんでください。
※ ☆印が付いてない作品は無効です。
※ 一度に複数の級の申請は受付けません。1申請につき1級のみです。
※申請する9点の作品は1つの号から1作品だけでも構いません。合計9点折って作品を送っていただければ問題ありません。
※2021年4月より申請方法が変更されております。(☆作品15点→9点、創作作品の提出は☆にカウントされなくなりました。)
※創作作品については月刊「おりがみ」投稿作品記録用紙にご記入いただき作品の投稿をお願いいたします。(こちらは級制度とは関係なく一般投稿扱いとなります)
● 進級
10級からスタートし、最上級は1級です。
※ 認定証が届いてから次の作品をお送りください。
※ 一度に複数の級を申請することはできませんので、返却いたします。
送られた作品を審査会で審査し、適当と認められた方には、各級毎に「認定書」をお送り致します。
※ 作品に間違いがある場合、添削し、お手紙にてお知らせ致します。
● 受級申請方法
下記をまとめてお送りください。
◆ 作品9点
◆ 「おりがみ級制度」受級申請書(作品の掲載号、受けようとする級・会員番号・住所・氏名・年齢・電話番号)
◆ 受級申請料=郵便切手(84円切手×10枚)
(注意事項)
※ 上記の提出物が不足している場合は、返却させていただきます。
※ できるだけ小さい箱でお送りください(紙製以外の箱は使わないでください)。
※ 返信用封筒は不要になりました。
● 特典
一級資格取得者が折紙講師資格の取得申請をする場合、講師申請料3,300円が免除されます。
「こどもおりがみ博士」の認定が受けられます。
※ 「こどもおりがみ博士」について
16歳未満でおりがみ1級を取得した方は、申請により「こどもおりがみ博士」の称号が与えられます。「こどもおりがみ博士」には、認定証とNOAバッジが進呈されます。
申請方法は、月刊おりがみ添付の払込票に必要事項および、入金内訳欄に「おりがみ博士申請」と記入し、
1,100円を郵便窓口より送金します。